腐敗認識指数で182カ国中120位 比はさらに悪化
トランスペアレンシー・インターナショナルの2025年度腐敗認識指数で比は24年よりさらに指数を1つ落とす
世界各国の腐敗や汚職を監視する国際的NGO「トランスペアレンシー・インターナショナル」は10日、2025年度腐敗認識指数を発表した。それによると、フィリピンの指数が32と24年度の33からさらに1ポイント悪化し、調査対象182カ国のうち120位と依然、低迷していることが明らかとなった。11日付け英字紙マニラタイムズが報じた。
同指数を発表した報告書によると、フィリピンについては、マルコス大統領が昨年7月の施政方針演説で言及した洪水制御事業に関する汚職問題がその後も影響を与え続けており、「(洪水制御を必要とする)気候変動が国に影響を与えた」と表現している。また、「気候変動の影響を受けたフィリピンにおいて市民らは政府予算のかなりの部分が偽の洪水事業などに消えているという報道に怒り狂っている」と説明した。
一方、同報告書ではアジア大平洋地域において腐敗が深刻な脅威であり続けているとし、「この地域内で弱い統治と限定的な責任に対する国民の不満は2025年に明確に感じられるようになり、特に若年層の間で抗議活動に参加し、政府に対処と責任を求めることが多くなっている」としてインドネシアやネパールで高まった反政府抗議活動に言及している。





