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消防局で「大規模汚職」発覚 局長級含む千人超を訴追へ

518字|2026.2.13|社会

内務自治省相が、消防局内での大規模汚職に関与したとして現職のフェルナンデス局長を含む1000人以上を訴追すると明らかに

レムリヤ内務自治省相=同氏フェイスブック

 内務自治省(DILG)のレムリヤ大臣は12日、消防局内での組織的な大規模汚職に関与したとして、現職のフェルナンデス局長を含む1000人以上の現役・退職職員を訴追する方針を明らかにした。

 レムリャ長官によると、一部の防火安全検査官が立ち入り検査の権限を悪用して事業主らに圧力をかけていた疑いがある。具体的には、特定の業者から高額な防火設備を購入するよう強要し、その見返りにキックバック(裏金)を受け取っていたとされる。

 今回の訴追対象には、フェルナンデス局長のほか、副局長ら幹部、および入札・落札委員会のメンバーが含まれている。

 フェルナンデス局長は現職に就く前、入札・落札委員会の責任者を務めていた。レムリヤ大臣は「彼(フェルナンデス局長)は消防局内の『汚職のエコシステム』を熟知している」と厳しく批判。すでにマルコス大統領に対し、消防局の「構造的改革」の必要性を報告し、局長の解任と後任の選出を推薦したという。

 現在、DILGは後任候補3人の経歴調査を行っており、今後10日間ほどかけて慎重に選定を進める方針だ。16日には法務部門による詳細な報告書が完成し、具体的な解任時期やさらなる訴追の詳細が明らかになる見通し。

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