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懸賞金を2000万ペソに倍増 闘鶏愛好家連続失踪事件の主犯格

541字|2026.2.13|社会

闘鶏愛好家連続失踪事件でアトン・アン容疑者の逮捕につながる情報への懸賞金をこれまでの2倍となる2000万ペソに引き上げ

アトン・アン容疑者=ウィキペディア

 内務自治省(DILG)はこのほど、多数の闘鶏愛好家が失踪・死亡した事件に関与した疑いがある実業家アトン・アン(本名チャーリー・アン)容疑者の逮捕につながる情報への懸賞金を、これまでの2倍となる2000万ペソ(約5400万円)に引き上げると発表した。ラグナ州の裁判所が同容疑者に逮捕状を出してから1カ月が経過したが、依然として行方は分かっていない。

 事件は、少なくとも20人の闘鶏ファンが失踪・殺害されたとされるもので、警察はアン容疑者を含む22人を誘拐および殺人容疑で行方を追っている。この事件では他の複数の裁判所からも逮捕状が出ており、共犯者の数名はすでに拘束されているが、主犯格とされるアン容疑者の身柄確保には至っていない。

 レムリヤ内務自治相は、アン容疑者が今もフィリピン国内に潜伏しているとの見方を示し、「たとえ100人を殺害し、数十億ペソの隠し金を持っていたとしても、年貢の納め時は必ずやってくる」と強く警告した。

 DILGによると、今回の懸賞金は同省および国家警察(PNP)の情報収集活動費から算出される。

 また、当局は今後数カ月以内に、アン容疑者の追跡調査にドローンを投入する計画を明らかにした。最新技術を駆使して捜索網を広げ早期拘束を目指す方針だ。

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