豪雨で農漁業に大きな被害 西ネグロス州、1人死亡
西ネグロス州で、シアーラインと北東季節風による豪雨が続き、同州の農業および漁業に深刻な打撃を与えている
フィリピン中部西ネグロス州で、シアーライン(暖かい風と冷たい風がぶつかり雨雲が発達しやすい領域)と北東季節風(アミハン)による豪雨が続き、同州の農業および漁業に深刻な打撃を与えている。州当局の発表によると、これまでの被害総額は1630万82ペソ(約4400万円)に達した。10日付で地元英字紙デジカスト・ネグロスが報じた。
同州のゲンゾーラ農業局代行がラクソン州知事に提出した報告書によると、特に漁業部門への被害が深刻で、全体の6割以上を占める約1090万ペソの損失を記録した。農業分野では、コメ(稲作)を中心に約540万ペソの被害が出ている。
州災害リスク軽減管理事務所(PDRRMO)のプロテニャ所長は10日、今回の降雨は13日ごろまで続く見込みだと発表した。比気象庁も同州の一部地域に対し、深刻な浸水が予想される「レッド・ワーニング」および「オレンジ・ワーニング」を発令し、厳重な警戒を呼びかけている。
今回の豪雨による人的被害も発生している。モイセス・パディラ町の災害管理事務所によると、10日午前10時ごろ、同町のビナルバガン川を渡ろうとした30歳の男性が流され死亡した。





