日比友好70周年、知の絆を深化 ケソン市で九州大フォーラム開催
遠藤大使がケソン市のUPディリマン校で開催された「九州大学フォーラム:KYUDAI NOW――マニラ版」に出席
遠藤和也駐フィリピン日本国大使は11日、首都圏ケソン市のフィリピン大学(UP)ディリマン校マルコム・シアターで開催された学術フォーラム「九州大学フォーラム:KYUDAI NOW――マニラ版」に出席した。日比友好70周年の記念事業として開催された本イベントは、両国の学術的な連携を象徴する場となった。
「KYUDAI NOW」は、九州大アジア・オセアニア研究教育機構(Q-AOS)が主催する国際フォーラムで、同大教員や卒業生による最先端の研究成果を広く紹介するもの。式典には、UPのジョエル・マルシアーノ副学長(研究・イノベーション担当)や、九州大の清水周次副学長らも出席した。
今回のセッションでは、デザイン、工学、農学、医学といった多岐にわたる分野の報告が行われたほか、九州大での教育を通じたキャリア形成の機会についても紹介され、参加した学生や研究者らの関心を集めた。
遠藤大使は挨拶の中で、日比間の学術交流の隆盛を高く評価。「こうした交流は、数十年にわたる我々の友情の中に、革新と団結という糸を織り込んできた。卓越した文化を持つ九州大学が、両国の共通の志という布地をさらに広げてくれると信じている」と述べ、学術が外交において果たす役割を強調した。
本フォーラムは、在フィリピン日本国大使館が「日比友好70周年」の公認事業として認定している。大使は、比と日本の両国から九州大学のコミュニティが一堂に会したことを称賛し、記念すべき年を飾るにふさわしい交流の場であることを強調した。





