EVタクシー巡り公聴会 セブ州、当局が渋滞悪化懸念も
ベトナムのEVタクシー企業進出を巡り、セブ州議会が公聴会開く。車両増加による渋滞悪化を懸念
中部ビサヤ地域セブ州の議会で9日、電気自動車(EV)タクシーの進出を巡り、渋滞悪化や安全基準などを議論する公聴会が開かれた。同州への進出を計画しているのはベトナムのビングループ傘下のEVタクシー企業グリーン・アンド・スマート・モビリティ社。EVタクシー事業を巡っては、環境負荷を減らす一方、渋滞悪化を懸念する声が地元当局から上がっており、「環境配慮」と「渋滞対策」のどちらを優先すべきか議論が高まっている。9日付の地元英字紙サンスター・セブが報じた。
公聴会では、スタンリー・カミネロ議員が「新たにEVタクシーを導入するよりも既存のタクシーにEV転換の機会を与えるべきだ」と強調。車両の増加を伴わずに二酸化炭素(CO2)排出削減は可能だと述べた。
さらに、フィリピンの「公共サービス新法」では内燃機関車だけが「公共交通車両」と定義されており、EVタクシーが法的な「空白地帯」になっている点も指摘した。
州議会は今後も交通への影響や安全基準などの検証を続けるとしている。





