モスクと教会への警官配備増強へ 18日からラマダン入りと灰の水曜日
今月18日にイスラム教徒のラマダンが始まり、カトリック教徒も灰の水曜日ミサが行われることから国家警察が警備強化
国家警察は9日、今月18日にイスラム教徒が1年で最も神聖な期間だとして断食などを行う「ラマダン」が始まるほか、カトリック教徒にとっても重要なホーリーウィーク(聖週間)に向けた四旬節の始まりを告げる「灰の水曜日」ミサがやはり18日に行われるとして、全国のモスクや教会などの宗教施設への警官配備を強化すると発表した。8日付け英字紙インクワイアラーが報じた。
ナルタテス国家警察長官は声明で「警官のプレゼンスを高めてコミュニティーへの関与を強化することが我々の優先事項だ。サラアム・ポリス・センター部隊を含めて十分な人数の警官を全国のモスクや教会に配備する」と強調している。サラアム・ポリス・センターは国家警察の中でもイスラム教徒と良い関係を築くために設置されたコミュニティ対応機関だという。
警察ではモスクや教会の他にも、鉄道やバス乗り場などの公共交通機関における巡回や警備も強化するとしている。
一方、コタバト州キダパワン市司教区のバガフォロ司教は7日に声明を出し、「(イスラムとカトリックの)二つの宗教の間にある類似点はどちらも平和を呼びかけていること」とした上で、「信仰を持って一緒に歩こう」とカトリックとイスラムの両方の信者たちに呼びかけた。





