教室賃借りプログラムが発足 教室不足の教育省がラグナ州で
教室不足問題に直面する教育省がラグナ州ピラ町で教室賃借りプログラムの発足式を行った
教育省はラグナ州ピラ町で9日、教室不足を少しでも解消するために私立学校の使われなくなった教室などを公立学校の教室として使えるようリース契約を結ぶプログラムの発足式を行った。今後、同省が全国展開するプログラムで、まず同町でコロナ禍以降に使われなくなった私立学校の教室を改装し、ドン・マヌエル・リベラ記念国立高校の教室として使用するリース契約を締結した上で、実際に利用する公立高校生たちも参加して9日にプログラム発足式が行われた。同日付け英字紙マニラブレティンが報じた。
発足式に参加したアンガラ教育相はスピーチで「教室不足の影響を受ける生徒たちに即時に学習スペースを提供することは緊急な課題だ」とした上で、「教室のリースは長期的なインフラ整備事業を置き換えるものではなく、あくまでも補完するものだ」と教室不足問題に対処する短期的なプログラムとの認識を示した。
教育省は慢性的な教室不足問題に直面しており、人口密集地などの公立学校では授業の二部制や授業時間の短縮、教員の授業負担の引き上げなどで飽和状態の生徒の受け入れを何とか確保している。そのため同省も教室の建設拡充に加えて、官民連携事業の枠組での教室建設やオンライン授業の積極的導入などで教室不足問題の解消に努めているが、まだまだ解決にはほど遠い状況だ。
ラグナ州も若年人口が多く公立学校では教室不足が深刻となっており、教室リースプログラムのパイロット事業地として白羽の矢が立った。ピラ町では今後、地区教育委員会などが町内の様々な土地所有者との調整を続け、公立学校のリース教室として借り上げる事業地の拡大を図るとしている。





