比海軍がインドネシア領海も捜索 5人死亡のダイビングボート沈没事故
ダバオ湾沖で消息を絶ったダイビングボートの不明者捜索のため比海軍の航空機1機がインドネシア領海にも捜索範囲を広げた
ダバオ湾沖合で1月19日に行方を絶った乗員乗客15人乗りのダイビングボート「MBCAアメハラ」の海難事故で、比海軍東部ミンダナオ基地から航空機1機が1月31日にインドネシアの領海に入り、不明者や漂流物を捜索するための飛行を行った。この海難事故ではこれまでに乗組員1人が救出されたほか、5人の死亡が確認され、依然9人が行方不明となっている。2日付英字紙マニラタイムズが報じた。
比海軍は19日、インドネシア政府の許可を得た後に、ビーチクラフト・キングエアC90型機をミンダナオ島南部スルタンクダラット州のパリンバンポイントから約218キロメートル沖合までのインドネシアの海域に派遣し、周辺の捜索に当たらせたという。
一方、比沿岸警備隊(PCG)の南部ミンダナオ管区本部のフィリップ・ソリア司令官によると、インドネシアの海事当局から報告があり、インドネシアの海域で、沈没した同ボートからの残骸か遺体とみられる物体が漂流しているのが見つかったという。インドネシア人が発見した2点の漂流物の内容を確認中だと同司令官は説明している。
このダイビングボートとみられる木造船は17日夜にダバオ市サンタアナ港を出航したが、19日に目的地の東ダバオ州ガバナーヘネロソ町に到着しなかったため、翌20日から周辺海域における捜索・救助活動が開始された。20日午前10時46分ごろに乗組員の男性一人が救助されているが、その後は生存者が見つかっていない。





