元次官のパソコンを調査へ 行政監察院
死亡した公共事業道路省のカブラル元次官が使用していたパソコンに残されたファイルを行政監察院が調査へ
洪水対策事業を巡る不正疑惑に関連し、行政監察院(オンブズマン)は29日までに、故マリア・カタリナ・カブラル公共事業道路省(DPWH)元次官が使用していたパソコンに残されたファイルの調査に向けた準備を進めていると発表した。
オンブズマンのミコ・クラバノ監察官補は声明で、「当該パソコンは現在、確保・封印され、オンブズマンの管理下に置かれている。これは、不正疑惑に対する捜査の重要な進展だ」と述べた。
同監察官補によると、調査は透明性を確保した形で実施され、会計検査院(COA)、DPWH、オンブズマン事務所、国家警察(PNP)のサイバー犯罪対策部門と連携して行われるという。
クラバノ監察官補は、「いわゆる『カブラル・ファイル』に対する国民の関心が高まっている」とし、複数の関係者からは「当該ファイルのコピー所持している」との申告があったことを明らかにした。ただ、第三者が保有するファイルについては、「改ざんなどの可能性があり、無条件に証拠として扱うことはできない」と強調した。
一方でクラバノ監察官補は、「カブラル・ファイルは捜査の一部に過ぎない」と強調。そこに記載されたとされる予算差し込みについても、「実際に事業が実施されたのか、あるいは架空事業だったのかを慎重に検証する必要がある」と述べた。







