同盟の「さらなる進化」誓う 比米外交80周年で大統領
大統領は米比外交関係樹立80周年の記念式典で両国の絆を「揺るぎない同盟」と称え、さらなる協力強化を目指す決意を表明
フェルディナンド・マルコス大統領は9日、マラカニアン宮殿(大統領府)で開かれた米比外交関係樹立80周年の記念式典に出席した。マルコス氏は、1946年の国交樹立から続く両国の絆を「揺るぎない同盟」と称え、安全保障と経済の両面でさらなる協力強化を目指す決意を表明した。
マルコス氏は演説で、「太平洋の両岸に位置する両国は、共通の歴史と理念のもとで距離と違いを乗り越えてきた」と強調。「この同盟が、地域と両国国民の安全、繁栄、そして強靭性のために、より強い信念を持って前進していくことを確信している」と述べた。
今年は外交関係80周年に加え、米比相互防衛条約(MDT)締結から75周年、さらには米国建国250周年が重なる節目の年となる。マルコス氏は、伝統的な防衛協力に加え、サイバー空間や宇宙といった「新たなフロンティア」へのパートナーシップ拡大に意欲を示した。
また、マルコス氏は昨年の訪米を振り返り、トランプ米大統領の第2期政権において、東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳として初めてホワイトハウスに招待されたことに言及。「(トランプ氏との)前向きな最初の会談が、ハイレベルな交流に新たな勢いを与え、同盟を強化する基盤を再確認するものとなった」と、良好な首脳関係をアピールした。
緊迫する南シナ海情勢を背景に、マルコス政権は対米関係を外交の軸に据えており、今回の周年行事を通じて改めて強固な連携を内外に示した形だ。








