台風「アダ」勢力維持 足止め拡大6000人超に
台風1号(フィリピン名「アダ」)は勢力を維持しながら東部ビサヤ沖の海上を時速20キロで北西へ進んでいる
台風1号(フィリピン名「アダ」)は勢力を維持しながら東部ビサヤ沖の海上を時速20キロで北西へ進んでいる。フィリピン沿岸警備隊(PCG)の集計によると、アダの影響で足止めされた旅客は6064人に増加。このほか、ロールオン・ロールオフ貨物2352台分、船舶37隻が運航停止を余儀なくされている。また、中部ビサヤ、東部ビサヤ、ビコール、北東ミンダナオの各港では57隻の船舶と34隻のモーターボートが安全確保のため避難している。
気象庁によると、午後5時時点でアダは東サマール州ギウアン町の東北東約335キロの海上に位置し、中心付近の最大持続風速は秒速18・1
メートル、最大瞬間風速は同22・2メートルとなっている。
同庁は、ルソン地方ケソン州南部、北カマリネス州、南カマリネス州、カタンドゥアネス州、アルバイ州、ソルソゴン州、マスバテ州、ビサヤ地方北サマール州、サマール州、東サマール州、ビリラン州、レイテ州、南レイテ州、セブ州北部およびカモテス諸島、バンタヤン諸島を、ミンダナオ地方ではディナガットアイランド州などに警報シグナル1を発令している。
国家気象庁は、アダについて「ビサヤおよび南部ルソンの東方海上を進む間は勢力を維持する見通し」とした上で、「北東季節風の影響により、20日には熱帯低気圧に、さらに21日には温帯低気圧に弱まる」と予測している。





