熱低「アダ」台風に発達 4地域で数千人足止め
ミンダナオ島東で台風1号発生。比中部から南部の4地域で空と海の便乱れる
フィリピン気象庁によると、15日午後2時ごろ、ミンダナオ島東の海上で熱帯低気圧「アダ」が台風に発達した。1月に台風が発生するのは2019年以来7年ぶり。台風の影響で空や海の便が乱れ、比中部から南部の4地域で数千人が足止めされている。
比沿岸警備隊(PCG)によると、同日午後の時点で、中部ビサヤ、東部ビサヤ、ビコール、北東ミンダナオ各地域の計16港が台風の影響を受け、旅客4107人、ロールオン・ロールオフ貨物1001台分、その他船舶17隻が出航できず、付近を航行中の船舶11隻も安全確保のため近くの港に退避している。
比気象庁によると、午後5時時点で台風は北スリガオ州スリガオ市の東約400キロに位置してる。中心付近の最大風速は時速18・1メートル、瞬間最大風速は22・2メートルで、北西方向へ時速15キロで進んでいる。
同庁は、ルソン地方南カマリネス州東部、ソルソゴン州、アルバイ州南東部、およびカタンドゥアネス州にシグナル1を発令。また、ビサヤ地方では北サマール州、サマール州、東サマール州、ビリラン州東部、レイテ州東部および南部、南レイテ州東部が、ミンダナオ地方ではディナガットアイランド州、北スリガオ州、南スリガオ州に同1を発令した。
台風1号は徐々に勢力を強めながら17日までに東サマール州および北サマール州付近を通過し、18日にはカタンドゥアネス州に接近する可能性がある。気象庁は、「進路がさらに西寄りに変化した場合、東部ビサヤおよびビコール地方への上陸の可能性もある」と警戒を呼びかけている。





