地下鉄「第105工区」が起工 遠藤大使と大統領が式典出席
首都圏地下鉄計画の第105工区起工式が行われ、遠藤大使、マルコス大統領、ロペス運輸相代行らが出席
マニラ首都圏地下鉄計画(MMSP)の第105工区起工式が13日、首都圏タギッグ市で行われた。式典には、在フィリピン日本国大使館の遠藤和也大使、マルコス大統領、ロペス運輸相代行らが出席した。
今回着工されたCP105は、カラヤアンアベニュー駅から、フィリピン屈指のビジネス街であるボニファシオ・グローバル・シティ(BGC)駅の手前までを結ぶ約1・3キロメートル区間。この工区には二つの地下駅の建設が含まれており、完成すれば首都圏の主要な経済拠点へのアクセスが劇的に改善される。
MMSPは深刻化する首都圏の交通需要に応えるための切り札として期待されている。遠藤大使は式典、地下鉄が道路交通に代わる信頼性の高い移動手段を提供することで、深刻な交通渋滞の緩和だけでなく、大気汚染の抑制や気候変動対策にも大きく寄与するとの期待を表明した。
また、同計画は日本の円借款を活用し、日本の高度なトンネル掘削技術や鉄道システムが導入されている。マルコス大統領は、日本政府の継続的な支援に謝意を示した上で、「この地下鉄は単なる交通手段ではなく、国民の生活の質を向上させ、経済成長を加速させるための基盤となる」と述べた。


