議長職巡り「クーデター」未遂 ソット氏とレガルダ氏の任期折半案も
上院議長解任に向けた一部上院議員らによる「クーデター」を阻止したとソット議長。ソット氏とレガルダ氏が議長職を折半する案も浮上
ソット上院議長は4日、自身を議長職から解任しようとする一部の上院議員らによる「クーデター」計画を仲間の議員たちと阻止したことを明らかにした。また、上院の多数派メンバーの中で、レガルダ議員を議長に選出する意見も出てきており、ソット氏とレガルダ氏の間で上院議長任期を折半する案が浮上していることも明らかになった。5日付け英字紙インクワイアラーが報じた。
ソット上院議長は、昨年9月にエスクデロ前議長を解任する決議を経て上院議長職に就任していたが、この時に動議を行ったのがレガルダ上院議員だった。しかし、ソット議長については、これまでに議長職からの解任に向けた介入があったとされ、特にドゥテルテ前大統領を支持する複数の上院議員らからの介入が顕著だった。
また、最近になって上院ブルーリボン委員会で治水汚職疑惑を巡る審議が行われた際に、複数の現役上院議員らを含めた関係者に対する刑事及び行政上の処罰を求める勧告書が作成されたと報じられたのをきっかけに、一部の上院議員らからのソット氏の解任に向けた動きが一層強まったとされる。ソット氏を含む多数派議員と、エスクデロ前議長やドゥテルテ派の議員ら、洪水汚職で関与が指摘されているエストラダ議員やビリャヌエバ議員などを含む解任を求めるグループとの間で、激しい駆け引きが行われた模様だ。
一方、エヘルシト上院議員は4日、ソット氏やレガルダ氏、パギリナン氏やラクソン氏、ズビリ氏やガチャリアン氏、ホンティベロス氏やバム・アキノ氏を含む多数派議員9人が上院議会のラウンジで集まり、ソット氏とレガルダ氏の間で上院議長職を折半する合意の形成に向けた話し合いが行われたことをメディアに示唆している。





