比の渋滞はアジア最悪 トムトム渋滞都市調査
渋滞都市調査で比が世界で3位、アジアで最悪という結果を受けて、首都圏開発庁のトーレ長官が渋滞対策を見直すと言明
国際的な地図情報テクノロジー企業のトムトムが21日に発表した2025年度世界渋滞指標によると、世界の主要都市492カ所のうちフィリピンのダバオ市が渋滞の深刻さが世界で12位となり、首都圏も同40位にランクされていることが判明した。また、フィリピンの渋滞レベルが世界で3番目、アジア地域では最も深刻だった。
この結果を受けて、新しく首都圏開発庁(MMDA)の長官職に就任したばかりのニコラス・トーレ氏は22日、メディアの取材に対し、首都圏の渋滞解消に向けて「もう一度計画を練り直す」と言明し、渋滞対策に向けた施策を強化する考えを示した。同日付け英字紙インクワイアラー電子版が報じた。
前国家警察長官のトーレ氏はMMDA長官として22日にはフィリピン大学の交通行政専門家らと首都圏の渋滞対策について協議する予定だと明かした。
トムトム渋滞指標によると、昨年度のフィリピン全体の渋滞レベルは45%を記録しており、アジア地域では最も渋滞が深刻だった。世界でもコロンビア(48.8%)とマルタ(45.1%)に次いで3番目に最悪だった。ちなみにアジア地域で2位はインド(渋滞レベル37%)で、日本(同34%)は4位だった。
都市別ではダバオ市の渋滞レベルが66.2%で世界で12位、首都圏が57%で同40位だった。
ダバオ市での車の平均速度は時速17.5キロで、15分間当たりの平均走行距離は4.4キロとなっている。また、首都圏では平均速度が時速18.9キロで15分間当たりの平均走行距離は4.7キロとなっている。
一方、世界最悪だった都市はメキシコシティで渋滞レベルは75.9%。車の平均速度は時速17.4キロで、15分間当たりの平均走行距離は4.4キロだが、ラッシュ時の年間損失時間が184時間で、高速道路の移動割合が21.2%を占めるにもかかわらず渋滞が深刻なため最悪な状態だと評価されている。
東南アジア地域で渋滞が最悪だった都市はバンコクで世界10位だった。







