邦人襲撃の強盗逮捕 奪われたパスポートなど押収
パラニャーケ市で日本人観光客の男性(62)が木材で殴打されバッグを奪われた事件で、首都圏警察南部本部は同市内に住む49歳の男を逮捕
首都圏警察南部本部(SPD)は26日までに、パラニャーケ市内で日本人観光客を襲撃し、所持品を奪ったとして、同市内に住む露天商の男(49)を強盗致傷の疑いで逮捕したと発表した。盗まれたパスポートやスマートフォンなども押収された。
事件が発生したのは24日午前10時ごろ。パラニャーケ市サン・ディオニシオ地区の「CAVITEXアクセスロード」付近の海岸沿いで、観光客の邦人男性(62)が、背後から近づいてきた男に木材で頭部を数回殴打された。男は被害者が持っていたバッグを奪い、現場から逃走した。被害者は地元当局によって市内の病院へ搬送され、現在も経過観察のため入院中だが、命に別状はないという。
事件の報告を受けたパラニャーケ市警察は直ちに特別捜査班を編成。現場周辺の防犯カメラ(CCTV)の映像を解析して犯人の逃走経路や人相が判明した。
警察の捜査と地域住民からの情報によりまもなく容疑者の潜伏先が浮上。26日午後6時30分ごろ、同地区内にある容疑者の住居に捜査員が突入し、「アリエル」と呼ばれている49歳の男を拘束した。
容疑者の自宅からは、被害者のスマートフォン、ワイヤレスイヤホン、日本のパスポート、キャッシュカード、航空機搭乗券などを含む全ての盗難品が発見・押収された。その後、病院での面会が行われ、被害者もこの男を犯人と特定したという。
SPDのランディ・アルセオ署長は今回の逮捕に関し、「犯罪行為を放置することはない。今回の迅速な逮捕は、国籍を問わず管轄内の全ての人々を守り、犯罪者を徹底的に追及するという我々の強い意志を示すものだ」との声明を出した。
警察は現在、暴行・脅迫を伴う強盗罪でパラニャーケ市検察への起訴手続きを進めている。







