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1月8日の フィリピン新聞 から

現時点では警戒不要 「スーパーフルー」で保健省

543字|2026.1.8|社会

比国内で確認された「スーパーフルー」と呼ばれるインフルエンザについてDOH、「現時点では警戒すべき状況ではない」

DOHロゴ

 フィリピン保健省(DOH)は7日、国内で確認された「スーパーフルー」と呼ばれるインフルエンザについて、「現時点では警戒すべき状況ではない」との見解を示した。一方で、新たなインフルエンザ変異株の出現については引き続き監視を続けているとした。

 テオドロ・ヘルボサ保健相は大統領府での会見で、「新しい変異株は存在するが、憂慮すべきものではない」と説明。昨年7月ごろに確認された17例の「スーパーフルー」感染者は、すでに全員が回復しているという。

 一方、ヘルボサ氏は「インフルエンザは通常、自然に回復する疾患だが、基礎疾患のある人や高齢者は重症化の恐れがある」と述べ、引き続きワクチン接種を推奨した。特に、北米や英国などの温帯・寒冷地域へ渡航予定のフィリピン人に対しては、「これらの地域ではスーパーフルーの感染拡大が報告されている。渡航前に十分な情報を得て、北半球向けのインフルエンザワクチンを接種することを勧める」と注意を呼びかけた。

 「スーパーフルー」はインフルエンザA型(H3N2)の変異株であるサブクレードKに分類される。H3N2は季節性インフルエンザの流行を引き起こしやすく、重い症状を伴うことで知られており、この変異株はここ数カ月、複数の国で拡散しているとされている。

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