「傀儡政権になる」と報道官 副大統領と大統領報道官の舌戦過激に
「満州候補に投票すれば傀儡政権になる」とカストロ報道官がサラ副大統領への批判を強めるなど両者の間の舌戦が過激の一途をたどっている
サラ・ドゥテルテ副大統領とカストロ大統領報道官との間の舌戦が過激の一途をたどっている。サラ副大統領が最近、「(次期大統領選が行われる)2028年までにフィリピンはいくつもの危機に見舞われ溺死する可能性がある」とメディアとのインタビューで発言。それを受けてカストロ報道官は13日、「もし彼女の予言が実現するとすれば、それは28年の選挙で満州候補、つまり我々の資源や権利を他の国々に分け与える傀儡政権を担うリーダーを選べは恐らくそのようになる」と述べて中国との融和的な政策を訴えるサラ氏を批判した。14日付英字紙スターが報じた。
また、サラ副大統領は13日、「フィリピンはすべての隣国との関係を修復すべきだ」と述べ、南シナ海の領有権をめぐる在比中国大使館と一部の上院議員らとの間の論戦について苦言を呈した。また、サラ氏は最近の旧正月に向けたビデオメッセージでも「比中はその関係を強化すべきだ」と訴えていた。
しかし、カストロ報道官は13日の記者会見でドゥテルテ前大統領が2018年に冗談交じりに「中国はフィリピンを属州にするべきだ」と発言したことに言及し、「もしわれわれが満州候補に投票するのであれば、われわれはその国の属州の一つになるだろう」と警告した。
また、同報道官はサラ氏について、「感情的なハゲワシとしての特徴を示しているのは不幸なことだ。国の現状に関心があるふりをしているが実際は国のために事業を進めている大統領を助けるのを拒んでいる。ドラマを演じているが実際の行為に移さない」と弱い者を食い物にする人間を指す「ハゲワシ」という言葉を使って非難した。
一方、サラ副大統領は14日のバレンタインに向けたメッセージを尋ねられた際に、「大統領報道官と大統領が最終的に(夫婦として)一緒になれるよう期待している」と答えたとされる。
それについてコメントを求められたカストロ報道官は13日、「サラ副大統領のようなリーダーを我々は尊敬しなければならないのか。彼女の口から出る言葉はすべて純粋な侮辱であり、純粋に不道徳だ」と批判した。また、サラ氏へのバレンタインメッセージを尋ねられると「愛を広げなさい、フェイクニュースや不道徳ではなく。チャッキー(ホラー映画で殺人鬼の魂が宿った人形)にならないように」と答えている。





