ジャズ公演で華やかに開幕 日比友好70周年記念レセプション
マカティ市で「日フィリピン友好70周年」の幕開けを飾るオープニングレセプションと記念ジャズコンサートが開かれた
在フィリピン日本国大使館は20日、首都圏マカティ市のプロセニアム・シアターで「日フィリピン友好70周年」の幕開けを飾るオープニングレセプションと記念ジャズコンサートを開催した。会場にはフィリピン政府要人や両国の関係者が多数詰めかけ、1956年の国交正常化から積み重ねてきた「70年の絆」を祝った。
レセプションは、国際交流基金マニラ日本文化センター(JFM)および日本たばこインターナショナル(JTI)との共催で、「友情のハーモニー 日フィリピン70年の絆へのジャズ・プロリュード(前奏曲)」と銘打って行われた。
会場にはルイーズ・マルコス大統領夫人のほか、テオドロ・ヘルボサ保健相、クリスティーナ・ロケ貿易産業相ら現職閣僚が顔を揃え、両国の緊密な関係を印象づけた。冒頭、遠藤和也駐フィリピン大使が挨拶に立ち、これまでの歩みを「日フィリピン友好という織物を形作る糸」と表現。国交正常化以来、経済協力や人的交流を通じて紡がれてきた外交史の重みを強調した。
続いて、マリア・ベガ外務次官が音頭を取って乾杯が行われ、出席者は和やかな雰囲気の中で交流を深めた。
式典では、70周年の節目を象徴する「記念ロゴ」の表彰式も実施された。遠藤大使と日本航空(JAL)の船橋孝之マニラ支店長から、最優秀作品を制作したエドモン・フエルテ氏に表彰状が贈られた。
後半のジャズ公演では、日本を拠点に活動するフィリピン人歌手のチャリート氏率いる「東京・マニラ・ジャズ&アーツ・フェスティバル・グループ」が登場。ピアニストの蟻正行義氏ら日本人奏者との息の合ったセッションに加え、特別ゲストの「A.M.P.ビッグバンド」による迫力ある演奏が披露された。
遠藤大使は「今夜の演奏が、将来の世代へと引き継がれる新たな友情の糸となることを願う」と述べ、70周年という記念すべき1年を通じ、両国のパートナーシップをさらなる高みへ引き上げる意欲を示した。







