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2.3~3.1%に加速の見通し 2月のインフレ率

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中央銀行が2月の消費者物価指数の上昇率(インフレ率)が、2.3%から3.1%の範囲内に収まるとの予測を発表

中央銀行

 フィリピン中央銀行(BSP)は27日、2026年2月の消費者物価指数(CPI)の上昇率(インフレ率)が、2・3%から3・1%の範囲内に収まるとの予測を発表した。前月の2・0%から加速する見通しで、食料品やエネルギー価格の上昇が主な要因となっている。

 BSPの声明によると、今月の物価上昇を牽引するのは①米や魚の価格高騰②石油製品の値上げ③マニラ電力(メラルコ)管内での電気料金の引き上げ――などの項目。

 一方で、野菜、果物、肉類の価格下落や、近年のペソ高傾向が物価の上昇を一部相殺するとみられている。

 今回の予測値の上限(3・1)であっても、政府が掲げる年間目標範囲(2・0~4・0%)の中央値付近に留まっており、物価の安定傾向自体は維持されていると分析される。

 BSPは物価安定を最優先課題としており、必要に応じて政策金利を調整する姿勢を継続している。今回の予測値は、前年同期の激しい物価高騰(23~24年初頭)に比べると、大幅に落ち着いた水準にある。

2月の公式なインフレ統計は、比統計局(PSA)より3月5日に発表される予定だ。

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