韓国大統領、比を国賓訪問へ 自由貿易協定発効後初
韓国の李在明大統領がマルコス大統領の招待を受け、3月3日から4日にかけて比を国賓訪問
マラカニアン宮殿(大統領府)は27日、韓国の李在明大統領がマルコス大統領の招待を受け、3月3日から4日にかけてフィリピンを国賓訪問すると発表した。大統領府のカストロ報道官によると、3日にマラカニアン宮殿で歓迎式典が行われ、マルコス大統領夫妻が李大統領と金恵景夫人を公式に迎える予定。その後、両首脳による二国間会談が行われる。
今回の訪問は、①1949年3月に両国が外交関係を樹立してから77周年の記念すべき月にあたる②フィリピンは朝鮮戦争(1950-53)に東南アジアから最初に軍隊を派遣した国であり、両国は「血の同盟」とも呼ばれる深い絆を維持している③2024年12月31日に発効した「比韓自由貿易協定(FTA)」後、初の国賓訪問――の三つの大きな歴史的背景の中で行われる
FTAにより比産バナナの関税撤廃や韓国産自動車の関税優遇が段階的に進んでおり、今回の会談ではこの枠組みを最大限に活用した経済協力が焦点となる。
首脳会談では、経済分野だけでなく、防衛協力および海洋安全保障が主要議題となる見通しだ。韓国はフィリピン軍(AFP)の近代化プログラムにおける主要な装備供給国である(FA-50戦闘機、ホセ・リサール級フリゲート艦など)。西フィリピン海における緊張が高まる中、両首脳は法の支配に基づく海洋秩序の維持についても意見を交換するとみられる。
両首脳は、2025年8月の電話会談、および同年10月に韓国・慶州で開催されたAPEC首脳会議の傍らで行われた会談を経て、今回の国賓訪問に至った。両国は今回の訪問を通じて、防衛、経済、開発協力、および人的交流のすべての分野において、ダイナミックな関係を再確認する構えだ。






