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中国人観光客増に期待 入国緩和受けMCIAはハブ機能強化

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政府が1月に発表した中国人向け短期ビザ免除方針を受け、マクタン・セブ国際空港は利用者増に期待

 マクタン・セブ国際空港(MCIA)が、深刻な混雑が続く首都圏のニノイ・アキノ国際空港(NAIA)に代わるフィリピン中部および南部への主要な玄関口としての地位を固めている。比政府がこのほど、観光とビジネスの活性化を目的に中国人観光客のビザ免除措置を導入したことが、同空港のハブ化戦略をさらに加速させる見通しだ。地元英字紙ザ・フリーマンが19日に伝えた。

 政府の新たな方針により、中国人旅行者はNAIAとMCIAを通じて入国する場合、最大14日間のビザなし滞在が可能となった。中国からの比訪問者数を底上げすると同時に、旅客の流れを地方の拠点空港へと分散させることを目的としている。

 空港を運営するアボイティス・インフラキャピタル社は、利便性向上のための新たなプログラムとして①乗り継ぎの最短時間を国際線は約1時間、国内線は35分まで短縮②空港と港を直接結ぶことで、航空便とフェリーを組み合わせたスムーズな島嶼(しょ)間移動の実現――などを相次いで導入する計画。

 同社のラファエル・アボイティス副社長(空港部門責任者)は声明で、「接続性の向上により、セブに到着した旅行者が空路や海路で国内各地へより効率的に移動できるようになる」と強調した。

 観光省(DOT)のデータによると、2025年の外国人観光客560万人のうち、中国人訪問者は26万2144人だった。関係各所は今回のビザ緩和による大幅増を期待している。

 セブは現在、フェリーによるボホール島への移動や、ラギンディンガン国際空港経由での北部ミンダナオ地域への移動の起点となっている。アボイティス社は、24年末から25年にかけてMCIA、ラギンディンガン、ボホール・パングラオの各空港の運営権を取得。近代化プロジェクトを通じて収容能力とサービス基準の向上を図っている。(川上佳風)

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