事業可能性調査開始を表明 運輸相、セブの巨大鉄道プロジェクト
メトロ・セブ都市圏大量急速輸送システム(UMRT)の実現に向けた事業可能性調査を今年10月までに開始
ロペス運輸相は20日、セブ市で開催されたフォーラム「Usapang Budget Natin」に登壇し、メトロ・セブ都市圏大量急速輸送システム(UMRT)の実現に向けた事業可能性調査を今年10月までに開始する方針を明らかにした。
計画されているUMRTは、セブ島北部のダナオ市から南部のカルカル市までを結ぶ全長67・5kmの壮大な路線。本線に加え、マクタン・セブ国際空港(MCIA)へと繋がる25キロのルートも含まれている。ロペス大臣は「これは単なる国家プロジェクトではなく、フィリピン全体のプロジェクトだ」と述べ、調査開始後には地方自治体と緊密に連携していく姿勢を強調した。
鉄道に先んじて、セブBRT(バス高速輸送システム)の導入も最終段階に入っている。セブ・サウス・バス・ターミナル(CSBT)駅、セブ・ノーマル大学(CNU)駅、フエンテ駅の3駅で構成される「パッケージ1」が、まもなく運行を開始する予定だ。開通により、1日あたり約3万4000人の乗客が恩恵を受けると試算されている。
運輸省はその他にも、①サンフェルナンド港での新セブ国際コンテナ港建設②マクタン・セブ国際空港およびボホール・パングラオ国際空港の近代化③自転車レーンの整備や、無料バス「Love Bus Libreng Sakay」プログラムの継続――など、セブの競争力を高める複数のプロジェクトを推進している。




