サンバレスで防空実弾演習 「バリカタン2026」で比米軍
比米合同軍事演習でサンバレス州サンアントニオの海軍基地で統合防空・ミサイル防衛演習を実施
フィリピン国軍(AFP)は29日、現在進行中の比米合同軍事演習「バリカタン2026」において、サンバレス州サンアントニオのレオビギルド・ガンティオキ海軍基地で統合防空・ミサイル防衛演習を実施したと発表した。28日に行われたこの演習は、地上からの高度な防空システムがいかに組織的に空の脅威を無力化できるかを検証するもので、レーダーが捉えた仮想標的を追跡し、即座に迎撃へと繋げる「センサーからシューター」への一連のプロセスが実演された。
演習では、レーダーシステムからの早期警戒データが迅速に伝達され、比空軍のSPYDER防空システム、米陸軍のアベンジャー、および米海兵隊のMADIS(海兵隊防空統合システム)が連携して仮想標的に対する迎撃動作を行った。また、現代戦における新たな脅威となっている無人航空機(ドローン)に対抗する「C-UAS」技術も統合され、多領域における防衛能力の強化が図られた。
比米合同情報局は声明で、「各能力の統合こそが、防衛を成功させるための要石である」と強調した。
今月20日から5月8日まで実施される今年のバリカタン演習には、比、米国、オーストラリアなどから過去最大規模となる約1万7000人の将兵が参加している。今回の防空演習には日本の航空自衛隊もオブザーバーとして参加している。








