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アボイティスが東京事務所開設 日本企業の進出支援を加速

629字|2026.2.7|経済

アボイティス・エコノミック・エステートが東京都心に日本事務所を開設。比への進出や事業拡大を検討する日本企業を支援

 フィリピン有数のコングロマリット(多角経営企業)、アボイティス・グループの産業団地開発・運営部門であるアボイティス・エコノミック・エステートは、東京都心に日本事務所を開設した。30年以上にわたる日本産業界との強固な信頼関係を基盤に、比への進出や事業拡大を検討する日本企業に対し、国内で迅速な意思決定を支援する体制を整える。

 アボイティス・グループは、造船、エネルギー、産業開発の分野で数十年にわたり日本企業と提携してきた。現在、グループ全体でテクノロジーを活用した「テックグロマリット」への変革を進めており、デジタル技術を駆使した強靭でスマートなビジネス環境の提供に注力している。

 同社が運営する産業団地は、単なる土地の提供にとどまらず、電力、水道、通信、物流、ガバナンス、そして労働力の確保までを一括してサポートする「統合プラットフォーム」を特徴としている。

 日本事務所の設立に伴い、グローバル市場戦略・開発担当シニアアドバイザーとして、丸紅での豊富な経験を持つ城園和昭氏を任命した。東京を拠点とする城園氏は、既存の入居企業への継続的なサポートに加え、新規投資家に対して現地の運営実態に即した知見を提供し、日本本社とフィリピン現地の橋渡し役を担う。

 アボイティス側は、東南アジアにおけるサプライチェーンの再評価を進める日本企業にとって、規律ある基準と長期的な計画性を備えた同社の運営環境が、これまで以上に重要な選択肢になると確信している。

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