1月インフレ率が2.0%に 11カ月ぶり高水準
統計庁によると、1月のインフレ率が2・0%と前月の1・8%から上昇し、11カ月ぶりの高水準となった
フィリピン統計庁が5日に発表した2026年1月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比2・0%だった。前月12月の1・8%から上昇し、11カ月ぶりの高水準となった。前年同月の2・9%からは減速しており、政府目標2・0~4・0%の下限に収まっている。
同庁は、1月のインフレ率を押し上げた主な要因として、住宅・水道・電気・ガス・その他の燃料項目が3・3%と前月の2・5%から上昇し、レストラン・宿泊サービスも4・0%と同2・4%から加速したことを挙げている。また、保健・医療も2・7%から3・0%に、パーソナルケア&その他の物品・サービスも2・2%から2・6%にそれぞれ加速した。
一方で、食品や非アルコール飲料が前年同月の1・4%から1・1%に、教育サービスも3・0%から2・8%にそれぞれ減速したほか、運送・交通費が1月にマイナス0・3%と前月のプラス0・3%からマイナスに落ち込んだ。
しかし、食料品インフレ率についてみると、1月に0・7%と前月の1・2%、前年同月の4・0%からぞれぞれ大幅に減速している。その内訳の中でも野菜・根菜類・調理用バナナなどが3・3%と前月の11・6%から大幅に縮小しているのが目立つ。また、コメも8・5%と前月の12・3%から下落している。
価格変動が激しい食料品やエネルギーなどを除いたコアインフレ率は1月に2・8%となり、前月の2・4%、さらに前年同月の2・6%のいずれからも加速している。
2025年通年のインフレ率は平均1・7%と低水準で安定しており、24年度の同3・2%、23年度の6・0%からそれぞれ大幅に縮小していた。






