少女の手紙が大統領の心を動かす
南カマリネス州に住む11歳の少女の手紙がソーシャルメディアで話題になり、大統領を動かした。手紙によると、少女の姉が2022年から23年にかけてバランガイ(最小行政区)議員の息子によって下校中に2回にわたり性的暴行を受けて妊娠したが、当該議員が事実を知ると、彼女の姉を誘拐して強制的に堕胎させたという。18年には別の少女に対し議員本人が性的暴行を加えており、被害者の家族を威嚇するため電気や水道を止めさせ、田んぼや畑を荒らし、家の近くの藪に放火したほか、殺害予告までしたという。11歳の少女は小学校の卒業式の会場から抗議のため退出するとその足で市役所に向い、大統領に宛てた手紙を提出。彼女は大統領に対し「私たちがレイプされ、電気を止められ、殺すと脅されたことをどう思いますか」と呼びかけ、近隣住民20人の署名も付けて提出した。これに対し大統領も「涙が出そうになった。必ず支援する」と返答。国家警察は女性児童保護センター職員を同州に派遣し、起訴に向けた調査を行っている。(2日・ピリピノスターガヨン)

