過去最低の「1.7」を記録 比の合計特殊出生率
統計局によると、比人女性が一生の間に産む子供の推定人数を示す「合計特殊出生率」が過去最低の1・7に低下
フィリピン統計局(PSA)は30日、2025年全国人口保健調査の結果を公表し、比人女性が一生の間に産む子供の推定人数を示す「合計特殊出生率」が過去最低の1・7に低下したと発表した。1993年の4・1からわずか30年余りで半減したことになり、人口を維持するために必要とされる2・1(人口置換水準)を大きく下回る結果となった。
経済の中心地であるカラバルゾン地域(1・3)や首都圏(1・4)が最低水準を記録する一方、バンサモロ・ムスリム自治地域(BARMM)では2・4と高い水準を維持している。
最も裕福な層の出生率は1・1で、ほぼ一人っ子であるのに対し、最も貧しい層では2・8と、2・5倍以上の開きがある。また、高等教育を受けた女性は出生率が低い傾向にある一方、初等教育だけの女性は3・1と高い数値を記録した。
今回の調査は15~49歳の女性約3万人を対象に実施。調査結果は、女性の置かれた環境によって出生率が劇的に異なる「二極化」の実態を浮き彫りにした。








