各地で「助け合いスタンド」 コロナ禍以来の運転手支援再開
コミュニティ・パントリーと呼ばれる食料を持ち寄り助け合う活動が再び始まった
公共交通機関(PUV)の運転手らが運賃値上げを求めストライキを実施するなど、燃料価格高騰による苦境が続いている中、地域社会でコロナ禍当時に見られた「コミュニティ・パントリー」(住民が食糧や物資を持ち寄り、必要な人に手渡す取り組み)の復活が各地で始まっている。27日付英字紙インクワイアラーが報じた。
首都圏ケソン市ティーチャーズ・ビレッジのマギンハワ、マギティン両通り交差点にあるコミュニティ・パントリーには「運転手の闘いは通勤者の闘い」と書かれた段ボールの看板が掲げられ、住民から寄贈された野菜、缶詰、米などの生活必需品がこの地域を通る運転手らに提供されている。
主催団体コミュニティ・パントリー・PHのパトリシア・ノン氏は同紙のインタビューに対し、「パントリーの活動は、地域社会が運転手や通勤者を支援するためにできる最もシンプルで実現可能な取り組みだ」と語った。こうしたコミュニティ・パントリーは、同市クバオ地区、パシッグ市、マリキナ市に加え、バギオ市や東ミンドロ州でも再始動しており、同団体は、特に交通機関ターミナル周辺のコミュニティに対し、同様の取り組みを呼びかけている。
ノン氏は、「コミュニティ・パントリーは連日通勤者を運んで切れた運転手らに対する恩返しで、地域社会が一つになる取り組みだ」として、より多くの参加を呼びかけている。






