マニラ湾の海洋ごみ減少 3年間の環境再生活動が結実
マニラ湾沿岸の海洋ごみ調査結果によれば、ごみの個数および重量の両面で「有意な減少」が確認
環境団体「エコウェスト・コアリション」は27日、2023年から25年にかけて実施したマニラ湾沿岸の海洋ごみ調査結果を公表。報告書によれば、ごみの個数および重量の両面で「有意な減少」が確認された。韓国などの支援による長年の環境再生努力が、目に見える形となって現れた。
報告書によれば、減少傾向にあるとはいえ、回収されたごみの91%(個数ベース)および66%(重量ベース)を依然としてプラスチックが占めている。190キロに及ぶ海岸線には、推定720万個(約307トン)のごみが散乱しており、その大部分は使い捨てのビニール袋、ペットボトルなどの飲料容器、プラスチック製簡易皿などの生活消費財という。
調査では、ごみの集積に顕著な地域差と季節性がみられた。ワースト地点は人口密度が高く、主要な排水口が集中する首都圏沿岸。対してカビテ州やバタアン州の沿岸部は比較的ごみが少なかった。
また、台風や雨の影響を受ける8月に集積量がピークに達し、乾季の2月は最低レベルを記録した。






