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マリンドゥケ島で数十年ぶり姿現す 絶滅危惧「フィリピンジカ」

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環境天然資源省が、マリンドゥケ州で長らく地域絶滅したと考えられていたフィリピンジカが相次いで目撃されたと発表

資料写真
資料写真=国営PNA通信

 環境天然資源省(DENR)は25日、マリンドゥケ州で長らく地域絶滅したと考えられていたフィリピンジカ(学名 Rusa marianna)が相次いで目撃されていると発表した。

 マリンドゥケ州環境天然資源事務所(PENRO)のセサール・オディ所長代理は、「生態系や残された森林が再生している素晴らしい兆候で、長年にわたる保全活動の賜物だ」と話し、同島にある「マリンドゥケ野生生物保護区」内での自然な森林再生と密猟対策の強化によりシカが安心できる環境が整ったとの認識を示した。

 目撃されたジカは人間に対して警戒心が低く、集落の近くまで姿を見せているという。オディ氏は「人間を安全だと感じている証拠だが、決して近づいたり、触れたり、餌を与えたりしないでほしい」と話し、さらに、捕獲や飼育、殺傷は厳禁で、違法行為には拘禁刑を含む重罰が科されるなどの厳しい罰則があると強調している。

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