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オンラインゲームの監視強化へ 国家警察、児童搾取まどを警戒

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国家警察がオンラインゲームアプリを悪用した犯罪活動への取り締まりを強化

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資料写真=国営PNA通信

 国家警察(PNP)のホセ・ナルタテス長官は22日、サイバー犯罪対策班(ACG)に対し、オンラインゲームアプリを悪用した犯罪活動への取り締まりを強化するよう指示した。特に世界的な人気を誇るゲームプラットフォーム「ロブロックス」が児童搾取に利用されている疑いがあるとして、情報通信技術省(DICT)やサイバー犯罪調査調整センター(CICC)と連携し、徹底的な調査に乗り出す。

 ナルタテス長官は声明で、「人々の安全を守るという我々の任務は、今やサイバー空間にも及んでいる。特に子供たちを守ることは、現代の警察活動において不可欠だ」と言明。ロブロックスに限らず、他のゲームやSNSプラットフォームについても、未成年者への性的勧誘や搾取、不適切な接触が行われていないか24時間体制で監視を強めている。

 また、デジタル空間での組織犯罪対策も加速している。CICCは今月16日、大統領府組織犯罪対策委員会(PAOCC)と提携し、不法なオンラインギャンブルの撲滅に向けた協力を締結。これに先立ち、市民団体「デジタル・ピノイ」とも連携し、違法なギャンブルサイトやアプリ、およびその宣伝者の特定と証拠収集を1カ月にわたって実施してきた。収集されたデータはすでにACGに引き渡されており、容疑者たちは「サイバー犯罪防止法」や「組織的詐欺(シンジケート・エスタファ)」などの罪で訴追される見通しだ。

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