ビサヤ地方でイネ病害に警戒 白葉枯病拡大で早期対策呼びかけ
ビサヤ地方西部でイネの病害リスクが高まっているとして、農務省傘下の地域作物防除センターが早期警戒を発令
ビサヤ地方西部でイネの病害リスクが高まっているとして、農務省(DA)傘下の地域作物防除センター(RCPC)が早期警戒を発令し、関係機関に対し迅速な対応を呼びかけた。特に細菌性白葉枯病の発生増加が懸念されている。地元英字紙パナイ・ニュースが20日報じた。
今回の警告は、2月の月例害虫・病害監視報告に基づくもの。調査対象となった155の水田のうち、多くは端境期または収穫後で全体として害虫発生は低水準にとどまった。しかし、生殖期や成熟期の作物は依然として被害を受けやすく、注意が必要とされる。
報告によると、病害では白葉枯病が5・1%と最も高く、褐斑病が3・26%で続いた。一方、紋枯病は2・14%と減少傾向を示し、いもち病は低水準で安定している。害虫ではコメツキムシ類が1・45%で最多となり、白穂や枯心も報告されたが、全体的には低水準だった。雑草やネズミ被害も1月のピークから減少したが、当局は「少数でも急増する可能性がある」として警戒を促している。
同センターは対策として、病害虫に強い品種の導入や窒素肥料の過剰使用を避けた適正施肥を推奨。また、登熟期の害虫監視や初期段階での除草、地域ぐるみのネズミ防除なども重要とされる。RCPCは技術支援が必要な場合は同センターとの連携を呼びかけ、農家の収量確保と生産性維持に向けた継続的な監視の重要性を強調した。(川上佳風)






