AIや自動いたずら電話を遮断 緊急通報「911」、最新システムで
「ユニファイド911」システムが、AIによって生成された音声や自動ダイヤルによる「いたずら通報」をリアルタイムで識別
内務自治省緊急通報局のフランシス・ファハルド局長は17日の会見で、近代化された「ユニファイド911」システムが、AIによって生成された音声や自動ダイヤルによる「いたずら通報」をリアルタイムで識別・フィルタリングできるようになったと発表した。ファハルド局長によれば、システムはAI特有の音声パターンやロボコール特有のダイヤル間隔を自動的に認識する。
2025年9月に近代化システムが導入されて以降、いたずら電話はそれまでに比べて98・3%減少していたが、近年、高度なAI音声合成(ディープフェイクボイス)を用いた巧妙な虚偽通報が報告されていた。新システムではこれらをオペレーターに繋がる前に検証し、排除することが可能という。
いたずら通報のパターンが確認された番号は、システム内で「低優先順位」に割り振られる。これにより、火災、犯罪、医療救急などの「検証済み」の緊急通報が優先的に処理され、応答の遅延を防ぐ。
ファハルド局長は「いたずら電話はもちろん、緊急ではない電話は避けてほしい。本当に助けを必要とする人の電話が繋がらないという事態を招きかねない」と強く訴えた。






