副大統領の反論書提出は今日まで 提出なければ弾劾審議加速か
下院司法委員会での副大統領に対する弾劾申立てに関する審議で、副大統領側からの抗弁書の提出期限が迫る
下院司法委員会のメンバーであるテリー・リドン下院議員(ビコールサロ政党)は14日、記者会見で、弾劾申立てが出されているサラ・ドゥテルテ副大統領による抗弁書の提出期限が15日までとなっており、16日までに同委員会に送達されなかった場合、同委員会による弾劾訴追状の審議が一気に進むとの見通しを示した。15日付け英字紙スターが報じた。
ルイストロ司法委員長は先に、もし副大統領陣営が抗弁書を提出しなかった場合、弾劾訴追状に関する下院司法委員会での審議が従来の目安だった4月8日より前倒しされ、3月17日か18日には審議が開始される見込みだと明らかにしていた。
サラ副大統領に対する弾劾申し立てに関する同委員会審議について、リドン議員は、金融機関からの口座情報などが得られないという障害があるものの、すでに会計検査院からの副大統領室や教育相時代の機密費の出金記録や、副大統領がマルコス大統領夫妻やロムアルデス下院議長(当時)に対する殺害予告を行った際の録画に加え、副大統領の現金収受責任者だったラミル・マドリアガ氏による副大統領が麻薬組織やオンラインカジノ事業者などから多額の献金を受け取ったという陳述書などが入手出来ており、弾劾申立ての訴因の有効性に関する十分な審議が可能だとしている。
また、野党系の下院議員らからも、副大統領に対して召喚令状を発出し、本人の給与収支報告書や夫のマナセス・カルピオ氏を含む夫妻の事業決算記録の提出などを要求する措置も検討すべきだとの意見が出ているという。






