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背後に「高度な国際シンジケート」 58億ペソ麻薬摘発、4人を逮捕

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内務自治省のレムリヤ大臣が西ミンドロ州の海岸での麻薬押収について、背後に「高度な国際シンジケート」

逮捕された中国人容疑者2人
逮捕された中国人容疑者2人=国家警察、国営PNA通信

 内務自治省(DILG)のジョンビック・レムリヤ大臣は13日、西ミンドロ州パルアンの海岸で11日に発生した麻薬押収事件について記者会見を行い、背後に「高度な国際シンジケート」が存在すると明らかにした。当初の43袋(約860キロ)に加え、その後の捜査でさらに30袋の違法薬物が発見され、最終的な推定末端価格は約58億ペソ(約155億円)に達した。

 治安当局は、これまでに中国人2人、フィリピン人2人の計4人を逮捕した。また、バタンガス州で昨年11月から家を借りて拠点を設営していた女性容疑者の存在も特定されており、組織が長期にわたって準備を進めていたことが判明した。

 レムリヤ大臣は、今回のシンジケートがドローンを使用して逃走経路や薬物の位置を確認していた点を指摘。「単なる犯罪者ではなく、非常に高度な技術と資金力を持っている」と述べた。また、国家警察のナルタテス長官は「この巨悪なネットワークを根絶するため、全ての法執行機関が協力して徹底的に追跡する」と宣言した。

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