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比人女性犠牲者の夫と面会 イスラエル大統領、生涯補償を約束

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イスラエルのヘルツォグ大統領はイランによるミサイル攻撃の犠牲となった比人介護士の夫に直接弔意を伝えた

イスラエル大統領と面会したラヴァリアスさん(左から3人目)
イスラエル大統領と面会したラヴァリアスさん(左から3人目)=国営PNA通信

 イスラエルのアイザック・ヘルツォグ大統領は12日、イランによるミサイル攻撃の犠牲となったフィリピン人介護士メアリーアン・デベラさんの夫、バーニー・ラヴァリアスさんを大統領官邸に招き、直接弔意を伝えた。

 ヘルツォグ大統領は、イスラエルの国家保険制度を通じてラヴァリアスさんに対し葬儀費用の援助および月々の手当(年金)を生涯にわたって支給することを確約。自身の家族もかつて比人介護士の世話になっていたという個人的なエピソードを披露した上で「イスラエル国家を代表し、メアリーアンさん家族と比国民全員に深い哀悼の意を表す。多くのイスラエル人にとって比人介護士は単なる従業員ではなく家族の一員だ」と語った。

 面会に同行したアイリーン・メンディオラ駐イスラエル比大使は、政府を代表して謝意を述べるとともに、昨年からの紛争および10月7日の攻撃以来、計6人の比人が犠牲となっているという懸念を伝え、比人労働者の職場近くに、緊急時に迅速にアクセスできる避難所(シェルター)を完備することの重要性を訴えた。

 メアリーアンさんは2月28日の攻撃時、担当していた高齢者をシェルターへ避難させている最中に、イランのミサイル片に当たり命を落とした。遺体はラヴァリアスさんとともに12日夜(現地時間)の便でテルアビブを出発した。

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