フィリピン新聞

本日休刊日

加害者の学生5人が出頭 友愛会いじめ死亡事件

478字||社会

国家警察は、カビテ州での友愛会によるいじめ死亡事件の容疑者5人が8日に出頭したと発表

 国家警察(PNP)は9日、カビテ州ジェネラルトリアスで起きた「タウ・ガンマ・ファイ」フラタニティ(友愛会)によるいじめ死亡事件の容疑者5人が8日に出頭したと発表した。19歳の海事学生が死亡したこの事件では、計15人の直接的な関与が疑われており、依然として10人が逃走を続けている

 

 警察が遺体を検視した結果、1日に行われた友愛会の「入会儀式」では、①下肢に鈍器による強い衝撃が加えられた痕がある②股間や臀部から果物や唐辛子の種が検出された――などの凄惨な実態が明らかになっている。捜査当局は、儀式の最中に激しい凌辱行為が行われていたとみてさらに詳しく捜査している。

 レムリャ内務自治相は、5人の出頭を一定の進展と認めつつも、「まだ全員ではない。出頭を『分割払い』のように小出しにすることは許されない。全員が法の裁きを受ける必要がある」と厳しい口調で非難した。

 容疑者らは、2018年に制定された改正いじめ禁止法(共和国法11053号)違反の罪で告訴される見通し。同法では、いじめが死に至った場合、加害者全員に終身刑が科される可能性がある。

社会