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元海兵隊員ら21人を提訴 トリリャネス氏、疑惑を全面否定

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トリリャネス元上院議員が自身の名誉を毀損したとしてバリゴッド弁護士、ディフェンサー元下院議員、ソンザ氏、および元海兵隊員18人を提訴

トリリャネス元上院議員
トリリャネス元上院議員

 アントニオ・トリリャネス元上院議員は5日、自身の名誉を毀損したとして、レビト・バリゴッド弁護士、マイク・ディフェンサー元下院議員、著名放送記者のジェイ・ソンザ氏、および元海兵隊員18人を相手取り、刑事告訴状を司法省(DOJ)に提出した。

 バリゴッド弁護士らは、「トリリャネス氏が、洪水対策事業の汚職に関与したサルディ・コー元議員から200万ドル(約3億円)を受け取り、それを国際刑事裁判所(ICC)関係者に渡した」と主張していた。

 これに対し、トリリャネス氏は①ICCの検察官が自身から賄賂を受け取る理由がない②ICCの申立人として、証拠収集や証人確保のために当局と連絡を取り合うのは当然の義務――などと反論。告発のタイミングがアキノ政変(エドサ革命)記念日の前日であったこと、およびICCの予備審理が重要な局面を迎えていることから、「国民を煽り、ICCの捜査を威嚇・妨害するための計算された一撃だ」と断じた。

 レムリャ司法相は、「この背後に誰がいるのか見当がついている。それを証明しなければならない」と述べ、バリゴッド氏らのグループに対し共同供述書ではなく、18人の元海兵隊員それぞれが個別の声明を提出するよう求めた。

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