前大統領の帰郷は期待できない サラ副大統領が発言
国際刑事裁判所で聴聞会が開かれているドゥテルテ前大統領について娘のサラ副大統領が「帰郷できるチャンスはもはやない」
麻薬撲滅戦争に伴う超法規的殺害を巡る人道に対する罪で逮捕・連行されたドゥテルテ前大統領の容疑に関する聴聞会がオランダ・ハーグの国際刑事裁判所(ICC)で連日行われている中、娘のサラ副大統領が25日、イリガン市でインタビューに応じ、「われわれ(ドゥテルテ一家)はもはや前大統領が帰郷できるチャンスがあるとは考えていない」と答え、ICC裁判手続きで早期に釈放や勝訴を得る可能性が極めて低いという認識を示した。26日付英字紙スターが報じた。
サラ氏は、ドゥテルテ前大統領がICCに対して送った「自身は聴聞会に出席しない」という声明について触れ、この声明の中で「私は恐らくこのICCの刑務所内で死ぬだろう」という文面もあることから、本人が生きて刑務所から帰還できる可能性がないと覚悟している様子だとし、「自分たちも(前大統領の)帰郷について話し合うこともしていない」と言明した。
さらに、サラ氏はICCで行われている父親の容疑に関する聴聞会の様子は「視聴していない」とした上で、聴聞会に対する見解を問われると「私はそれについて何の感情も反応も持っていない」と答えた。
サラ氏を含むドゥテルテ一家はICCに対して聴聞会が行われる期間に父親との面会を要請していたが、「許可されなかった」とも明らかにしている。



