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4分野の重要協定締結 マルコス大統領が帰国

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マルコス大統領が4日間にわたるカナダへの公式訪問を終え帰国。経済、安全保障、人的交流の分野で大きな成果

カナダのバンクーバー国際空港で、帰国に向け特別機に乗り込むマルコス大統領夫妻
カナダのバンクーバー国際空港で、帰国に向け特別機に乗り込むマルコス大統領夫妻=PTV

 フェルディナンド・マルコス大統領は5日、4日間にわたるカナダへの公式訪問を終え帰国した。今回の訪問では、二国間関係を最高水準の外交関係である「戦略的パートナーシップ」へと正式に格上げしたほか、経済、安全保障、人的交流の分野で大きな足跡を残す外遊となった。

 マルコス大統領と政府の公式代表団を乗せた比航空の特別機は、同日午後3時56分ごろ、首都圏パサイ市にあるビリヤモール空軍基地に到着した。大統領はバンクーバー滞在中、カナダのマーク・カーニー首相との首脳会談をはじめ、地政学的・経済的なリスクが急速に変容するインド太平洋地域において、防衛や通商など多角的なセクターで協力を強化していくことで合意を形成した。

 4日間の滞在期間中に達成された具体的な外交および経済・通商上の主な成果は、①両国関係の格上げに伴い、公的ガバナンスを制度化するため「労働および移民」「エネルギーおよび天然資源」「観光」「文化協力」の優先4分野における重要協定・共同意向宣言に調印②二国間の経済レジリエンスを強化し、サプライチェーンの強靭化を図るため、現在進行中の自由貿易協定(FTA)交渉について、2026年内に完全妥結させることで一致③鉱業(マイニング)、情報技術・ビジネスプロセス管理(IT-BPM)、再生可能エネルギーなどの分野に特化したカナダの主要ビジネスリーダーらとの一連の円卓会議や個別会談で総額は25億ドル(約3875億円)の投資確約獲得――の三つの柱に集約される。

 今回の公式訪問を通じて比政府は、北米地域における最重要パートナーの一国であるカナダとの絆を新次元へと引き上げるとともに、国内の持続的な経済成長を後押しする実利的な経済協力を確固たるものにした。マルコス政権は、帰国後直ちに各省庁に対し、今回の外遊で署名された協定の早期履行と、投資案件の迅速な実現に向けた法整備や手続きの加速化を指示する方針だ。

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