「かつての敵から共通の盾へ」 日本「バリカタン」に「戦闘部隊」派遣へ
2026年に実施される比米合同軍事演習「バリカタン」に、日本の自衛隊が「戦闘部隊」として参加へ
国軍(AFP)のロメオ・ブラウナー参謀総長は24日、首都圏マカティ市で開催されたフォーラムで、2026年に実施される比米合同軍事演習「バリカタン」に、日本の自衛隊が「戦闘部隊」として参加することを明らかにした。比領土に日本の戦闘部隊が展開するのは1945年の終戦以来、初めて。かつて戦火を交えた両国が、現在は「同じ側」に立ち、地域の安定を守る強固なパートナーへと変貌したことを象徴する出来事となる。
これまで自衛隊のバリカタンへの参加は、人道支援や災害救助のトレーナー派遣など、非戦闘分野に限定されていた。ブラウナー氏は「太平洋戦争終結以降、初めて日本の戦闘部隊を比に迎えることは極めて意義深い」と言明。米国、オーストラリアを加えた4カ国による共同防衛作戦を通じて、西フィリピン海における抑止力を高める狙いだ。
同フォーラムに出席した遠藤和也駐フィリピン日本国大使も自衛隊の参加強化を認めた上で、「70年にわたる両国の友好の歴史を考えれば、この協力拡大は極めて自然な流れだ」と強調。相互アクセス協定(RAA)などの枠組みを土台に、信頼関係が新たな段階に入ったとの認識を示した。








