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過去最大の単独演習完了 比陸軍、4200人が参加

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比陸軍が、3週間にわたって実施された大規模な単独諸兵科連合訓練演習の第3弾を終了したと発表

陸軍演習「カティハン」に参加した陸軍幹部ら
陸軍演習「カティハン」に参加した陸軍幹部ら=国営PNA通信

 フィリピン陸軍は18日、3週間にわたって実施された大規模な単独諸兵科連合訓練演習(CATEX)「カティハン」の第3弾を終了した。タルラック州キャップスのキャンプ・オドネルにある訓練司令部で行われた終了後検討会には、アントニオ・ナファレテ陸軍司令官(中将)らが出席。今回の演習は、従来の国内治安維持から、領土防衛を主眼に置いた「包括的群島防衛」への転換を象徴する内容となった。

 2月23日から始まった今回の演習には、歩兵、砲兵、騎兵、通信、特殊作戦部隊、さらには予備役ユニットから、過去最多となる計4222人の兵士が参加した。パンガシナン州やイロコス・ノルテ州の広大な訓練エリアを舞台に、沿岸防衛、機動防御・退却作戦、陣地防御、さらには戦闘地域からの民間人避難(避難民作戦)など、実戦に即した高度な演習が行われた。ナファレテ司令官は、指揮統制や後方支援、予備役の統合といった主要分野における訓練のギャップを特定し、教訓を抽出することで、陸軍の即応能力をさらに高める方針を示した。

 陸軍広報官のルイ・デマアラ大佐は声明で、「今回の演習は、大規模部隊の機動、維持、戦闘機能を伴う『陸上防衛概念』の一部であり、迅速な諸兵科連合旅団の展開能力を強化するものだ」と説明した。

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