「絶好の弁明機会を逃した」 下院司法委員長、サラ副大統領を批判
下院司法委員会のルイストロ委員長がサラ副大統領の陣営が提出した弾劾申し立てに対する回答について、「疑惑に正面から答える貴重な機会を無駄にした」
下院司法委員会のジャービル・ルイストロ委員長=バタンガス第2区=は17日の記者会見で、サラ・ドゥテルテ副大統領の陣営が提出した弾劾申し立てに対する回答について、「疑惑に正面から答える貴重な機会を無駄にした」と述べ、強い遺憾の意を表明した。
ルイストロ委員長は、提出された回答書が申し立ての内容を点検・反論するものではなかったと指摘。「副大統領が自身の潔白を証明し、国民の疑問に答えるための絶好のチャンスだった。非常に残念だ」と語った。委員会は既に申し立ての形式および実質的な「十分性」を認めており、今後は予備的な事項についての協議を経て、次の段階へと進む方針だ。
会見では、マルコス大統領に対する弾劾申し立てが早期に棄却された一方で、副大統領のケースが継続されていることへの「二重基準」についても質問が及んだが、ルイストロ委員長はこれを断固否定。「大統領のケースでは本人の直接的な関与を示す証拠が欠けていたが、副大統領のケースではそれが明確に示されている」と説明し、委員会の判断は54対1という圧倒的多数の票に裏付けられた適正なものであると強調した。
パオロ・オルテガ下院副議長=ラウニオン州=も声明を発表し、副大統領の回答が「技術的な論理」に終始しており、疑惑そのものを説明していないと批判。副大統領の弁護団が「最高裁が(副大統領の)潔白を証明した」と主張している点に対し、オルテガ氏は「最高裁が判断したのは手続き上の問題だけだ」と一蹴した。








