「即時停戦」を要請 国連でマルコス大統領
マルコス大統領が国連総会の特別本会議に出席。激化する中東情勢やそのほかの紛争地域において即時停戦を強く訴え
米国訪問中のマルコス大統領は現地時間の10日、国連総会の特別本会議に出席し、激化する中東情勢やウクライナ、スーダン、ミャンマーなどの紛争地域において、すべての当事者が自制し、即時停戦と交渉のテーブルへの復帰を目指すべきだと強く訴えた。大統領は、国連憲章と国際人道法の遵守を求め、無辜の市民や民間インフラが攻撃の対象となっている現状を「止めるべき悲劇」と断じた。
演説で大統領は、2026年度版「世界人道概要」のデータを引用し、現在世界中で8700万人の命を救うために約230億ドルの資金が必要であることを指摘。「安全で自由、かつ妨げのない人道支援の提供は、交渉の余地がない」と述べ、ガザ、ウクライナ、ミャンマーなど、支援を必要とするすべての人々に物資を届けるべきだと主張した。
また、大統領は、国連安全保障理事会に対し、紛争のデエスカレーション(沈静化)に向けた世界の取り組みをリードするよう改めて促した。
大統領は、先日採択された「未来のための憲章」に触れ、「安全、尊厳、そして健全な地球をすべての人が享受できる世界を、我々の子供たちに引き継ぐ義務がある」と述べて演説を締めくくった。








