「行政プロセスを効率化」 DENR新長官にクナ氏就任
新環境天然資源相に任命されたクナ氏、「既存の優れたプログラムを土台に、行政システムの強化とプロセスの簡素化に注力する」
環境天然資源省(DENR)の新大臣に任命されたフアンミゲル・クナ氏は6日、首都圏ケソン市の同省本部で行われた事務引き継ぎ式に出席し、「既存の優れたプログラムを土台に、行政システムの強化とプロセスの簡素化に注力する」と決意を表明した。クナ氏は、環境保護と国家の経済発展を両立させるため、特に環境許認可(ECC)の審査プロセスの見直しを急ぐ方針だ。
クナ新大臣は就任演説の中で、「ゼロから新しいものを作り直す必要はない。DENRにはすでに強力なプログラムと献身的な専門家がいる」と述べ、組織の継続性を重視する姿勢を明確にした。その上で、①インフラ整備や観光開発などの重要プロジェクトが停滞しないよう、許認可プロセスを再評価・迅速化し、雇用創出につなげる②環境ガバナンスを強化し、気候変動リスクや環境圧力に対して強靭な地域社会を構築する③雇用を生む観光デスティネーションの保全を徹底し、フィリピンの国際的な価値を高める――を優先課題として挙げた。
一方、退任するラファエル・ロティリヤ前大臣は、在任中に直面した数々の環境問題に触れ、職員らに対し「規制は揺らいではならず、基準は曲げられてはならない」と激励の言葉を送った。ロティラ氏は今後、駐バチカン大使として新たな外交任務に就く予定だ。








