72%が退職年齢後も就労継続へ 生活を支える必要ありと調査結果
カナダの保険大手サンライフが実施したオンライン調査で65歳の定年退職後も就労を継続すると答えた比人の割合が72%に達した
カナダの大手保険会社、サンライフが昨年暮れに比などアジアの複数の国や地域で実施したオンライン調査で、フィリピン人の回答者のうち「退職年齢(65歳)に達した後も働き続ける見込み」と答えた割合が72%に達していることが明らかになった。5日付け英字紙スターが報じた。
この調査結果によると、65歳以上になっても働き続ける理由については、「毎日の生活を支えるための収入や長期的な財政的保証が必要なため」という項目を挙げた割合が71%と最多だった。
次いで比で退職年齢後も働く理由として多かったのは、「人生の目的と充実感を得るため」が53%で2番目を占め、「精神的な刺激を得るため」が41%、「社会的な関係を大切にするため」が36%と3~4番目に高かった。
サンライフ・フィリピンのベネディクト・シソン最高経営責任者はこの調査結果について「退職後の生活に対して準備をしている者にとってはより長い年月働くかどうかは柔軟性と自由を与える選択肢の一つであるのに対し、その他の者たちにとっては財政的プレッシャーを反映している」と述べ、退職の迎え方について労働者の間で二極化が進んでいるとの見方を示した。
また、おなじ調査では退職後の年金など事前に退職計画を全く立てていない者が全体の25%に上っているほか、退職の2年以内になってから初めて年金などの退職計画を開始する者が37%を占めていることが判明している。
アジア開発銀行によると、フィリピンの人口に占める60歳以上の割合は2066年には20%まで拡大すると推定されている。
サンライフのアンケート調査は2025年11月に比や香港、インドネシアやマレーシア、シンガポールやベトナムの労働者3006人を対象にオンラインで実施している。








