「本格的な夏」が始動 気象庁が乾季到来を宣言
気象庁が北東季節風(アミハン)の終息と、暖かく乾燥した季節(乾期)の始まりを正式に宣言。気温の上昇に注意
フィリピン気象庁(PAGASA)は23日、北東季節風(アミハン)の終息と、暖かく乾燥した季節(乾期)の始まりを正式に宣言した。今後、全国的に概ね晴天が続く一方で、気温は段階的に上昇し、局地的な雷雨を伴う「本格的なフィリピンの夏」が到来する。当局は、熱中症への対策とともに、深刻化する「水の破産」危機を受け、生活用水の徹底した節約を呼びかけている。
PAGASAのナサニエル・セルバンド局長は記者会見で、首都圏を含む全国各地で「不快指数(ヒートインデックス)」が危険水準に達する可能性があるとして、継続的なモニタリングと更新情報の発信を約束した。不快指数は、実際の気温に相対湿度を組み合わせた「体が感じる温度」を指す。
特にルソン島北部および中部は4月から5月にかけて猛烈な暑さに見舞われる見通しだ。上級気象専門家のジョセフ・バスコンシロ氏は、「5月にはルソン島北部で40・5度という極端な最高気温を記録する可能性がある」と予測している。






