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ナマズ養殖で住民生計の新たな柱 パンガシナン州アラミノス

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ルソン地方パンガシナン州アラミノス市はナマズ養殖を支援し、食料安定と住民収入向上を図る新産業として育成している

 ルソン地方パンガシナン州アラミノス市政府は、食料の安定確保と住民の収入向上を目的に、ナマズ養殖を新たな産業として支援している。市農業事務所によると、昨年は山間部20バランガイの小規模貯水池の運営者に約40万匹の稚魚を配布した。国営PNA通信が20日報じた。

 これらの貯水池は、雨季に水を蓄え乾季の農業用水として利用されているが、未使用時の有効活用としてナマズ養殖が導入された。上級水産技師ミルバース・フェレール氏は「既存の貯水池をより生産的に活用する狙いがある」と説明する。

 養殖開始に先立ち、適切な飼育方法や管理に関する講習も実施された。ナマズは収益性が高いとされ、一部の生産者はすでに今年2月に初収穫を達成。市場価格は1キロあたり110~140ペソで、今後さらなる出荷増が見込まれている。稚魚の死亡率は約15%で、3~4カ月で出荷可能という。(川上佳風)

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